ハッカソンは有料? からの、優勝賞品の扱い。

昨日(2/28)、とある記事を読んだ。

 

はてなブックマーク - 勉強会・ハッカソン運営者の皆様、参加には料金とるか審査制にしてください - ボクココ

 

変な人がいるから、有料または審査制にしましょうという主張。わからないでもないけど、有料/審査で初心者・部外者は来なくなる人が多い。結果、コミュニティは小さくなるし人材も育ちにくいと個人的には思う。

 

この主張は、あるトラブルに巻き込まれて大変だったということをきっかけにしているようで、世の中に変な人がいるんだなぁ程度に思って読みました。

----------------- 以下、ボクココさんの「ハッカソンは要注意」から引用 -----------------

 私は一昨年、ハッカソンに参加して色んな仲間ができた。そんな中で、そのとある人に出会ってしまい、一つのプロダクトを作った。今ではとんでもない騒動に発展してしまった。

以下に書くのは私がハッカソンで実際に起きた実話だ。この機会に色んな人に知って欲しいと思い、勇気を出して書くことにする。

事の発端は、その"ある人"を含めたチームがハッカソンで優勝したことから始まる。優勝賞品はシリコンバレーツアー。"3か月後のツアーまでにプロダクトを作ってそのプロダクトでシリコンバレーでピッチができる" というものだった。当時のチームに所属していたエンジニアはシリコンバレーへ行けるのに辞退したらしい。後で話を聞くと、"あの人と1か月間もプロダクト開発をしたくない" という理由だったそうだ。その時点でアイディアだけある状態でプロダクトはなし。そこで私に声がかかったのだ。シリコンバレーに行けるということで私は1か月間頑張ってプロダクトのほぼ全てを開発し(これが間違いだった)、ツアーでは無事そのプロダクトでピッチをして旅を終えることができた。そこでの旅費はハッカソンの賞金の範囲内で収まるように、みんなで宿泊先や飛行機代などを計算していた。 悪夢はそこからだ。ハッカソンの景品である旅費を、主催者がそのとある人に全額ふりこみ、あとはよろしくと全て丸投げしたのだ。すると、その人は態度を急変し、私たち(チーム4人)にシリコンバレーツアーの旅費を支払えと命令してきたのだ。全くもって理解不能だし、旅費を支払うなんて帰国するまで全く話をしてこなかったのに、払うのは当たり前だという態度で私にしつこく連絡するようになってきたのだ。関わらないようにできるだけ無視したけど、しまいには職場や家族にまで連絡するようになり、他の勉強会では私がまるで悪者かのように他の参加者にプレゼンを作って言いふらしている。そして現在まで続いている。私はできるだけ関わらないように続けている。

こんなことが実際に起きるのだ。この問題は今でも続いている。ぜひハッカソン運営者はこういうことが起きることを知って欲しい。このことで私は辛い日々を過ごしている。

同じような悲しみが現状では再発する危険がある。

その根本が、ハッカソンや勉強会に誰でも参加でき、無料で懇親会に参加したり景品が出ることにあるのではないか。

----------------- ここまで -----------------

 

 

 

本日(2/29)、この話の相手と思われる人の Facebook のコメントを読んだ。

https://www.facebook.com/jinichii?fref=nf

----------------- 以下、「Jinichi Ishizaki」さんのFBから引用 -----------------

去年、ハッカソンで優勝してシリコンバレーに行きました。その時、優勝メンバーでない部外者の「ある人たち」がどうしても、シリコンバレーツアーに参加したいと言ってきたので、旅行のメンバーに入れてあげたのが失敗でした。私が旅費を一人あたり約20万円建て替えてあげました。

また、根本的に技術力がない人たちでリリースまでできるシステムの構築は不可能で動くものを納品することができず、リリースできませんでした。また、隠れてパクリアプリをリリースしていました。
旅行から帰ってきて「ある人たち」に旅費を請求すると「自分は優勝メンバーであるから、権利がある旅費を払わない」と言いだしました。優勝メンバーでない部外者なのに自分は優勝メンバーだと主張するのはちょっと理解できません。弁護士を交えての話し合いも拒否されている状況です。ある人の連絡先を知っている方、弁護士を交えての話し合いを提案して欲しいです。解決に繋げた方には謝礼を払います。

----------------- ここまで -----------------

 

 別の案件かもしれないけど、昨日の今日で内容も酷似。この人たちの問題として見て間違いなさそう。気になるのは事実のずれがあること。

 

Jさんのチームがハッカソンで優勝。賞品でシリコンバレーツアー決定。

Bさんはメンバーではなかったが、このツアーに参加。

 

Bさんの主張:アイディアだけ状態で、開発のために頼まれて参加。

Jさんの主張:開発力ないくせに、希望して参加。

 

で、旅費の問題。とりあえずJさんが支払っていることは間違いないらしい。

Bさんの主張は、優勝メンバーが辞退して自分が入って開発したのだから、その旅費をあてるべき。

Jさんの主張は、優勝メンバーじゃないから賞品をもらう資格ないから立替で請求は当然。技術力無くて納品もきなかったし。

 

技術力のあるなしは詳しい事情が分からないから他人は踏み込めない。ハッカソンの案件で厳密な仕様書なんてないだろうし。でも、2人とも第三者に公開して主張。目的は何だろう。きっと自分が正しいというアピールですよね。(じゃなかったら、相手と直接話し合うことをしたくない/できないから、公開にはなっているけど単純に相手へのメッセージなのかな?)

 

さて、出来上がらなくても一緒にある程度まで開発したことは事実みたいだから、「やった」というラインをどこに引くかという問題で当人同士で合意するしかなさそう。いや合意の必要はないのかもしれない。他の商売でも事実の認識が違っていても、お互いが納得してれば、事実確認で合意する必要はないし、あとは双方各自で納得するだけのような気もする。

 

旅費は微妙ですね。Jさんは数人分の旅費をもらっているということみたいなので、その扱いをどうするかというのは気になりますが、それは優勝メンバー同士の話でBさんには関係ない気がする。

 

そうすると、どういう経緯でツアーに行ったかという話で、どちらからお願いしたとかいうよりも、立替という説明をしたかということで、どうもその辺があやしそう。というかうやむやなまま行っちゃったわけですね。

 

自分がJさんの立場だと、トラブルが起こって相手方に無視されるというのはちょっと。ただ、Bさんの立場で、Jさんが面倒くさい人の場合、相手するだけ時間の無駄という考え方もわからないでもない。

 

でも、(弁護士を通して)話し合いましょうとしているのが本当なら J さんの方が筋が通っている気がする。Jさんは Facebook で本名(のはず)であるのに対し、Bさんは素性を明かさないブログでの主張というところで、Jさんの方が正しい人であってほしいと願っているのかもしれない。

成人自己申告制

最近はテレビ見なくなりました。成人式でこんなことがありました的なニュースも一度も見なかったんですが、今年もいろいろあったんでしょうか。

 

成人式の乱れを解決する方法なんて考えたこともなかったのですが、階級別に開催というアイディアが書いてあるブログを読みました。

 

成人式が荒れる原因は、偏差値によって分断された社会を、もう一度一緒に集える機会を設けてしまったことで、逆襲のチャンスになってしまっているという点が、本当の本質でありまして、ですから、これを防ぐには、成人式を階級別に開催するしかないと考えるわけです。 | 大石哲之ブログ

 

階級の分け方は明言されていませんが、例えば偏差値のようなもので分けると。でも、まぁ、勉強ができるかどうかが大事でもないでしょうから、何かしらの大人度をはかる方法があればそれを採用すればいいということなのでしょう。

 

問題を解決するにはアリかもしれないなと思いました。でも、地方公共団体が行うイベントで階級別にするというのはなかなか難しそうです。身分差別とか言われそう。そうすると、それぞれの階級で自治的に式を起こして地方公共団体資金援助する形になるのでしょうか。なんだかうまい方法がイメージできません。

 

うまく改善できないから成人式自体をやめちゃえばいいという人たちがいるのも納得です。

 

思い返せば、大学で故郷とは離れたところに住んでいたのに、わざわざ成人式のために1泊2日で帰ってまで参加したけど、これといって特別なことはなかったような。

でも、市長の言葉とかで少しは引き締まったかな。同級生のかわいい子と話せて良かったかな。まぁ、その程度か。無くても良かったかな。

 

成人式の起源は元服だということのようですので、自己申告制にしたらいかがでしょう。ある年齢に達したとき、成人宣言をすると。そこに式とかパーティとかはやりたい人だけやればいいのでは。

 

成人宣言によって、大人として扱われるようにするのです。

一生、未成年でいたい人はそれでいいと思います。

 

年齢を重ねてても未成年だからって理由である程度許してもらえる代わりに、自分の意思で結婚もできないし、お酒も飲めない。投票なんかもできない。ローンの契約なんかもできない。クレジットカードも作れない。他にどんな制限をかけるのがいいのかわからないけど、運転免許とか制限してもいいかもしれない。

大人ならできることを制限して、少しでも早く大人になりたいと思わせるように。

 

何かやってもある程度許してもらえるけど、繰り返すようならどんどん制限をきびしくするんでしょうね。子どもに対する躾ですから、ある程度の罰は仕方ないかと。(体罰ではない。)

 

ずっと未成年でいることが得するようにしないように気を付けるだけでだいたいうまくいくんじゃないかと思うんですがどうなんでしょう。

(まぁ、いろいろ法改正は必要そうだから大変だろうなぁ・・・というか無理か。)

 

 

 

 

・・・ここまで書いて、初めて google 検索してみると、似たようなことを書いている人はやはりいるものですね。ということで、実現するメリットが少ないからそうなってないんだろうけど、そんなに悪い意見でもないなということで自己完結しておきます。

人材派遣・多重下請けの問題

 

b.hatena.ne.jp

ホリエモン

海外の友人がみんな驚くのは日本は人材派遣業が一流企業みたいな扱いであること
アメリカなどでの人材派遣とは医者や弁護士など高給取りの専門職斡旋だけ
こんな昔のヤクザがやってたピンハネ屋稼業が大手を振って商売してる日本は狂ってる
最大のピンハネ屋の会長が日本の経済戦略会議の委員だっていうんだから頭痛がする
他の国なら暴動だよ

ユニクロ会長の柳井が労働人口が足りないから移民受け入れないと日本は滅びるというが
足りないって言ってるのは時給800円のアルバイトであって正社員なんてほとんどなれないのが現状
社員に分配せずに資産2兆円超えの貴族階級がよくも言えたもんだ

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人材派遣専門の会社は規制しようと思えばできると思うけど、これはもっと根が深い問題だと思うんですよね。そして、人材派遣自体は昔からあるモデルで批判してもしょうがない。

 

ジャガイモがいっぱいとれるところで収穫して、ジャガイモが少ない地域で売ったら儲けることができる。作る人は作ることに専念して、売る人は売ることに専念すると効率が上がるということとあまり変わらない。

 

それよりも、多重下請けの構造が当たり前になってるところとかの方が問題では?

 

ずいぶん前に福島原発の作業員とか過酷だってTVで言ってました。政府から出てるお金を元請けがとって、ピンハネして下請けに丸投げ。下請けは下請けでまたピンハネしてどこかの孫請けに丸投げ。これが何重にも連なって、実際の作業員の手にはほとんど残ってない。

 

で、問題が起こったら、普通は発注者は元請けに責任を問う。基本は現場に丸投げ。

でも、問題が起きるときは発注・受注以外の第三者がいることが多い。第三者への対応は発注者と元請けが対応するのが筋だろう。

 

さて、途中に入っている会社は何のために?作業はしない。責任はとらない。それでいて、作業員の雇い主だから立場強いし。これでお金を取れる構造は改善しないと。(この立場強いってところが結構問題。ちょっとニュアンスは違うけど、ホリエモンの「偉そうに一流企業気取ってる」と通づるところはありそう。)

 

この例は原発作業員だけど、ちょっと前のSEとかも似たような話だったと聞く。きっと様々な分野で同じようなことがあるのでしょう。

 

「中間マージンをカットすることでコストを下げる」なんていうのは、最近は怪しい新商品の紹介でも使われなくなったフレーズ。情報化社会の時代に当たり前すぎるから。人材に関してはこれが当たり前でないということでしょう。

 

さて、どのように改善できますかね。やっぱり基本的には元請けの問題でしょうか。

 

気持ちとしては、自分たちで全体を管理できないような仕事を請けるんじゃない!とか思いますけど、大規模化・高度化・複雑化すると、そりゃあ、当然外部委託する部分も出てくるだろうし・・・。

 

ややもすると、

  中間会社の仕事を明らかにせよ→誰も読まない大量の報告書作成業務発生

という流れになりかねない。それじゃダメ。

 

やっぱ、中間を削減するのが良い。業界の構造改革なんでしょうね。

 

で、最大のピンハネ屋の会長って誰のことでしょう。経済戦略会議って昔の名称みたいだし、現在で言うと日本経済再生本部のことでしょうか??

日本経済再生本部 名簿 https://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizaisaisei/pdf/meibo.pdf

 

知識がないと、ニュース(?)もまともに読めないですね。すみません。

ブログはじめました

世界一有名な町工場のおじさん・植松努さんの「いじめ論」に考えさせられる

 

という記事をみて、TEDxSAPPOROの動画を見て、新しいことはじめなきゃと思いブログはじめました。

www.youtube.com

内容は、自分なりにまとめるとこんな感じ。

 

幼少期:祖母祖父から大事に育てられる

    祖母の言葉「お金の価値は変わるから知識を溜めろ」

    祖父がアポロ見て、人が月に行けることにおおはしゃぎ→宇宙に興味を持つ。

小学校:宇宙関係のことしたいというが普通の勉強はしてなかったので、

    先生に「普通の人(お前なんか)にはできない」と言われる

(成長過程は説明なし)

大人:社長をやることになる。大成功する。結果、宇宙のことをやってる。

 

無理なんて言ってたのはやったことない人だった、まずはやってみよう的な。あとは、社長になってお金儲けに夢中になったとき他人を蹴落とすこともできるようになったけど、やっぱり人との出会いは大事とかいう話も大きなメッセージでした。